自主返納

運転経歴証明書とは?~発行できない!注意すべき3つのポイント~

運転経歴証明書とは?

運転経歴証明書とは、運転免許証が無くなった後でも顔写真付きの身分証明書として使える公的な免許証型身分証明カードです。

北海道の運転免許経歴書

北海道運転免許経歴書

運転経歴証明書のサンプル

このように免許証に似たカードですので、記念にもいいですね!

運転経歴証明書がは、自主返納を行うと身分証明書がなくなってしまう等の懸念から平成13年の道路交通法改正により、運転経歴証明書を導入(平成14年6月施行)されました。
さらも平成23年の道路交通法施行規則改正、平成24年の犯収法施行規則改正により、銀行等において、交付後の経過年月にかかわらず、本人確認書類として使用可能(平成24年4月施行)になりました。

そう、これさえあれば免許証のように更新等しなくても一度発行すればずーっと身分証明書として有効になるんです!

運転経歴証明書の発行方法とは

運転経歴証明書は、ほとんどの都道府県で住所地を管轄する警察署、免許センターや運転免許試験場で発行できます。地域により交番でも発行できる場所があります。

ほとんどの場合平日のみの受付が多いようですが、都道府県により日曜日も運転経歴証明書の受付ができる場所もあります。
当日発行する場合や代理人が手続きする場合では地域ごとに手続きが変わる場合がありますので、このサイト内の地域別手続きでご確認ください!

え?運転経歴証明書が発行できない場合があるの!?

運転経歴証明書は、基本的に免許証を返納すればどなたでも発行できます。年齢要件もないので、20歳の人でも免許証を返納しさえすれば発行できます。

ただし!次の場合に当てはまる人は運転経歴証明書が発行できません!

  • 自主返納後5年以上が経過している方
  • 交通違反等により免許取消しとなった方
  • 免許を失効させた方

以上に当てはまる人は発行できません。

つまり、事故を起こしてしまい免許取り消しになってからでは遅いんです!

また、もう運転しないからと免許証の更新をしないでおいた人も失効してしまうため発行できません!

ここはよーく注意する必要がありますね。

まとめ

いかがでしたか?運転経歴証明書の内容、歴史、発行方法や発行できない人についてまとめました。

詳しい手続きは都道府県によりかなり異なるため(持ち物や手続き場所、要件)、必ず都道府県別の手続きガイドで確認してください!

また、まだ返納を迷われている方は、高齢運転者支援サイトで認知機能検査の内容や高齢者講習の内容、高齢者の事故データを知ることができますので、一度見ることをおすすめします。

高齢運転者支援サイト

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