高齢者の足になる!心強い味方「シルバーパス」とは? 東京編
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自主返納後の足になる!心強い味方「シルバーパス」とは? 東京編
本サイトで取り上げている「運転免許の自主返納」とは直接的に関係している制度ではありませんが、自主返納後の生活に非常に役に立つ『東京都シルバーパス』という制度があるんです。
簡単に言ってしまうと、東京都内のバスなどが乗り放題になるというとても便利なパスということになります。
他県にも同じような制度はありますが、今回は東京都の制度について説明します。
「東京都シルバーパス」はどうやって手に入れる?
シルバーパスの交付を受ける条件は満年齢で70歳以上の東京都に住民登録されていること。
この要件を満たした上でシルバーパス発行窓口で申請書と必要書類、料金を支払うことで発行されます。一度発行すると次回からは毎年9月に更新することが必要になります。
どこで利用できる?
基本的に東京都内のほぼすべてのバスと都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーが1年間無料で利用できます。
ただし、都内から都外へまたがる区間のバスは都内の最終停留所から下車した停留所までの料金を払う必要があるので注意が必要です。また、高速バスや深夜バスなどは対象外です。
都営地下鉄の場合は例外的に都営新宿線だけは新宿~本八幡までの区間が対象になっています。東京メトロや私鉄は対象外です。
料金はいくらかかる?
東京都シルバーパスは取得した時期、住民税が課税されているかによって金額が変わります。
毎年10/1~翌年の9/30がシルバーパスの有効期間で、
10/1~3/31に申し込んだ場合20,510円
それ以降は半額の10,255円
となります。
ただし、住民税が非課税又は課税で合計所得金額125万円以下の場合は1,000円となります(新規申し込みの場合)
東京都の場合はかなり手厚くお得な制度と言えるでしょう。
申し込み書類は?
必要なのは健康保険証や免許証、運転経歴証明書などの身分証明書です。
1,000円で購入の申請をする場合は、非課税の場合は非課税証明書、課税で合計所得金額125万円以下の場合は課税証明書などの所得証明書が必要になります。
各市町村によって必要な書類が異なる場合があるので、市町村の窓口に事前に問い合わせが必要です。
持っていて損はないお得なパス
高齢の方にとって、こちらのシルバーパスはとても有効な交通手段となり得ます。東京都の場合はバスだけでも無数と言っていいほど路線が充実していますので、様々な場所へ気軽に出かけられるかなり利便性の高い制度です。
運転免許の「自主返納」など、車を運転しないという選択をした場合、替わりの足として必ず非常に役に立つことでしょう。
シルバーパスについての問い合わせ先
(1)一般社団法人 東京バス協会TEL 03-5308-6950
(2)東京都福祉保健局高齢社会対策部在宅支援課 TEL03-5320-4275
(3)東京バス案内センター TEL03-5360-7111
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